法改正の審議動向(中環審等) 2013年2月改正情報

NO8-2.今後のフロン類等対策の方向性について(H25.02.18更新)

 冷凍空調機器等に使用されているHFC(ハイドロフルオロカーボン)等の代替フロン類については、今後排出量が増加し地球温暖化への影響が懸念されることから、経済産業省と環境省は、今後のフロン類等対策の方向性について案をまとめ、今国会でのフロン回収・破壊法の改正を検討している。
 フロン回収・破壊法=「特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保に関する法律」

報告書(案)-概要-
 1) フロン類のライフサイクル全体にわたっての排出抑制
  - フロン類の排出の60%が冷凍機器等の使用段階における排出であり、廃棄時の対策のみでは不十分で、設計段階などライフサイクルでフロン類の排出抑制を考える必要がある。
 2) 製造・輸入メーカーに対して排出基準値の設定を求める
 3) ガスメーカー等にフロン類の再生、フロン類以外の代替物の利用を促す
  - 再生行為においては、業の規制を設け適正な再生を確保する。
 4) フロン類の排出に係るマニフェスト制度導入
  - 再生(破壊)業者は、回収業者を通じ、廃棄物の排出者に対してフロン類を適切に処理したことを報告する仕組みの新設

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