2021年3月

【NO.105】第204回国会の 環境省提出予定法案 他2本
 『機関誌:環境管理2021年3月号 シリーズ連載|先読み!環境法』より

 2021年3月号の『環境管理(機関誌)』では、下記の3テーマについて、最新動向を解説している。各テーマの概要について紹介する。

1.第 204回国会の環境省提出予定法案

 2021年度の常会(第204回国会)に、環境省は三つの法改正、一つの新規立法の提出を予定している。それは、本誌2月号「先読み!環境法」で紹介した地球温暖化対策の推進に関する制度的検討会の報告(方向性)を踏まえた温対法の改正、利用環境整備の自然公園法の改正、特定海域の栄養塩類管理の瀬戸内環境保全特別措置法の改正、そして中央環境審議会のプラスチック資源循環小員会と産業構造審議会のプラスチック資源循環戦略WGの合同会議でまとまった「今後のプラチック資源戦略施策の在り方について」を踏まえた立法のようだ。【全編内 ヘ続く】

2.自然公園法の施行状況等を踏まえた今後講ずべき必要な措置について

 答申の「3 自然公園法の施行状況等を踏まえた今後講ずべき必要な措置」の冒頭で、「自然公園制度は大きな転換期を迎えている。優れた自然環境の保全の必要性は普遍的であるものの、自然資源の潜在的な魅力や新たな魅力を発見し、これを活用することで更に価値を高めることができる」としている。【全編内 ヘ続く】

3.瀬戸内海における特定の海域における制度の見直しについて

 2015年10月の瀬戸内海環境保全特別措置法の一部を改正する法律(以下「改正法」という)附則の検討条項等を受け 、改正法施行からの施策の進捗状況を踏まえ、「きれいで豊かな瀬戸内海の確保」に向け、瀬戸内海における環境保全の基本的な考え方や施策の方向性について検討を行い、2020年3月に「瀬戸内海における今後の環境保全の方策の在り方について(答申)」を取りまとめた。【全編内 ヘ続く】 


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