環境管理バックナンバー カテゴリ:環境担当者のための基礎知識

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<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第20回】プラスチック問題の基礎知識――EUのプラスチック規制と企業の責任
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2019年8月号
 今年になって発令されたEUのプラスチック指令では、使い捨て製品や漁具などに関しメーカーの責任を大きく拡大させている。消費者に対し使い捨てプラ製品が環境へ悪影響を与えるなど、目立つ警告表示が義務付けられる。さらに、プラスチック製品の生産者は、①意識啓発措置の費用、②廃棄物収集のコスト、③廃プラに起因する片付け費用と運搬及び処理費用などを負担する。リサイクルビジネスを活発化させるメリットはあるが、費用負担は企業にとって荷が重い。今回は、まずプラスチックの歴史を含む基礎知識について解説し、最後にEU 指令について概要を述べる。
<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第19回】激変する廃プラ事情――マレーシアなどが日本などへ廃プラを強制返還
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2019年7月号
 中国が環境への影響を懸念して廃プラ輸入を2018年からほぼ全面禁止した。その影響で、各国のスクラップ業者はマレーシアやタイなど東南アジアに再生資源として転送した。そのため大量の輸入ゴミで問題が各国で発生している。中国が輸入禁止した低品質の混合ごみは容易にリサイクルできず、そのほとんどは埋立処分されるか不法に焼却される。
<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第18回】地下水汚染の基礎知識
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2019年6月号
 工場跡の汚染発覚から数十年も経過して、担当者が全員代わってしまうケースも少なくない。国民の半分が地下水を飲用する米国で水文学の基本的事項が幅広く教育されているので、その中からいくつか重要な事項を新任者向けにまとめてみた。環境省ガイドラインとあわせて、企業の担当者が地下水汚染を検討する際に参考になれば幸いである。なお、最新情報など詳しい内容は、水理専門家や地質コンサルタントなどに照会することをお勧めする。
<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第17回】日本のエネルギー事情──水素社会は到来するか?
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2019年5月号
 公害防止管理者は「使用する燃料または原料の検査」という法律上の責務がある。そこで、燃料などエネルギー全般について企業の環境担当者が知っておくべき歴史や現状など、最新情報を含めわかりやすくまとめた。記事の半分近くは小中学校の参考書に掲載されているテーマなのでぜひご一読いただきたい。
<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第16回】ダイオキシン類汚染の基礎知識
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2019年4月号
 何十年も前に廃業し売却した工場があり、その関連会社と合併したところ過去のダイオキシン類汚染が発覚して対策費用を存続会社が負担することがある。原因者がすぐに断定できない場合、ダイオキシン類対策特別措置法では先に浄化対策等を実施して、あとから費用を企業に請求する。今回は11 億円もの費用を請求された事例を紹介し、カネミ油症事件(1968年)も簡単に触れてダイオキシン類について少し復習してみたい。
<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第15回】廃水処理の基本概念と用語解説――米国の処理技術の基本は日本と同じか?
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2019年3月号
 冒頭で二つの事例を報告する。最初は、工場廃水を含む下水汚泥に金が含まれ汚泥焼却後の溶融飛灰等が4,000万円で売却された例。次に「ショック放流」とも呼ばれる非定常廃水の話題を提供する。そして、米国大学の一般教養課程で使用される「環境科学」テキストの中から、工場廃水の処理方法について概要を紹介する。日本の手法とほぼ同じである。最後に、米国専門書および『新・公害防止の技術と法規 2019 年版』(産業環境管理協会刊)を引用させていただき主たる環境指標についてわかりやすく解説する。
<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第14回】太陽光発電施設が豪雨で危ない――事例でみる埋立残土や再生土が崩落するリスク
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2019年2月号
 千葉県市原市、長南町や多古町などにある太陽光発電施設用地で埋め立て土砂が崩落する問題が複数発生している。斜面や谷間に残土や再生土を大量に取り込むと大雨で崩落する危険がある。2018年11月に、市原市では大量の再生土が崩落し幹線道路を埋めた。この事故では約3万6,500m3 という不安定土砂を撤去するため、道路は3か月以上も通行禁止になっている。最近の千葉県調査によると、再生土で造成した土地で法面(のりめん)勾配が安全基準を超えた違反が34 か所で確認されたという。過去の残土埋立地・不法投棄跡地でも同様なリスクがあると思われる。
 異常気象による豪雨や台風の頻発、地震などの自然災害を鑑み、事業者は造成地の堰堤・擁壁などの法面に関し、次のようなチェック項目で異常がないか定期的に点検することを検討すべきである。
 ・法面にひび割れなどクラックの発生はないか
 ・法面に、膨らみや歪み、湧水などはないか
 本稿では、太陽光発電施設用地(林地開発地)の崩落事故をレポートし、太陽光発電事業のリスクと造成土地の法面点検法なども簡単に触れる。
<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第13回】大気汚染の主犯は記録的な山火事――歴史上最大規模の山火事と米国の伝統的排ガス処理技術をレポート
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2019年1月号
 昨年は埼玉県熊谷市で気温が41℃を超えたが、温暖化の影響は各国で顕在化している。アメリカでは史上最大級の山火事が発生している。火災の影響(大気汚染)で遠くにある学校も閉鎖される事態となったが、どうも火災拡大は温暖化も影響しているようだ。今回の記事ではカリフォルニアの巨大山火事と米国の大気汚染についてレポートする。
 産業界における大気汚染問題はNOxやSOx、PMが主流であるが、二酸化炭素といった温室効果ガスに対してはCCSが検討されている。しかし発生源から制御するか大量に植樹して地球規模で森林を増加させるような知恵や工夫も必要になる。排ガス中のCO2を回収して人工光合成による固定化をするなど将来の新技術にも期待したい。
<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第12回】会社役員が酒酔い運転で人身事故――欠格要件で産廃許可が取消し
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2018年12月号
 大手の事業所では子会社などで産廃処理業の許可を保持し、さらに破砕・圧縮や汚泥脱水など施設設置の15 条許可を得ているケースも多い。大手企業向け研修で、廃棄物関連の事業や施設設置の許可が取り消しになる「役員等の酒酔い事故」を警告したところ、某ベテラン法務担当から「役員の個人的罰則と会社の業務は一切関係ない」と一喝された。廃棄物規制の厳しさをご存じない法務担当や弁護士、経営層が少なくないことに改めて驚いた。
 その研修のあとで、残念なニュースが世界に発信された。ヒースロー空港で酔っ払った日本人パイロットが逮捕された事件である。最近になっても酒酔い運転やあおり運転など危険運転に関するニュースが目につく。産廃の許可を持つ法人の役員等が、酒酔い運転の事故や危険運転などで禁錮刑(執行猶予含む)、もしくは廃棄物処理法などで罰金刑が確定すると、勤務先の業許可や施設設置許可も取消処分になる。今回は酒酔い運転と産廃関連許可の取消しについて解説し、さらに、罰則が強化されたばかりのマニフェストと難しい欠格要件のポイントを説明する。
<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第11回】地球の歴史に関する原則──現在は未来へのカギ
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2018年11月号
 地震による土砂崩れや洪水による浸食・堆積など現在生じている災害(地形形成)は、スピードこそ異なるが過去においても起きているという「斉一説(せいいつせつ)」がある。これは、天変地異説(Catastrophism)に対する考え方といわれ、過去の現象は現在の状況をじっくり観察することによって理解することができる、つまり、「現在は過去へのカギ」といわれている。自然地層を対比して観察するときにとても「合点がいく」伝統的な概念である。
 本稿では、地層の逆転がない限り下部にある地層は上のものより古い、という「地層累重の法則」、そして、コペルニクスの唱えた地動説を含む地質学の伝統的な基本法則についてわかりやすく解説した。
<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第10回】地球環境は人口増加によって壊滅的影響
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2018年10月号
 産業革命以降に地球の人口が急増し、予測では2050年以降に1987年の約2倍である100億人になる。その100億人の生活水準が向上すると、資源やエネルギー、食糧、飲用水などの需要が増加し地球の持つ供給能力をはるかに超える。想定よりも早く地球の自然環境は壊滅的に悪化するかもしれない。
 新しい学問分野である環境地質学は、人類が引き起こす環境問題と自然災害をどのように対処すべきか、問題解決に向けた科学的知見を提供してくれる。今回は環境地質学の関連トピックスを解説する。なお、米国大学で使われている一般教養課程の教科書も参考にして国際潮流に整合した解説に努める。
<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第9回】排水処理の基礎──食肉植物と有害なホテイアオイ
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2018年9月号
 大正9年に「成東食肉植物産地」という名称で国の天然記念物に指定された場所がある。ここは湿生植物に関する生物多様性が実感できる場所だが、日本で大変ポピュラーな水草「ホテイアオイ」が実は有害植物として世界で認識されている。2016 年8 月にはEC域内で販売が禁止されている。本稿の前半では水質を悪化させる植物などをレポートする。
 後半ではレッドフィールド比を解説する。深層海洋の無機態窒素とりんの比は16:1 でほぼ一定であり,海洋表層の植物プランクトン体の炭素:窒素:りんの比は一般的に106:16:1(レッドフィールド比)とされている。
<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第8回】排水のサンプリングと保存方法――疑問が生じたら分析機関など専門家に相談するのがベスト
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2018年8月号
 工場や事業所では経費を削減するため、かつ、水質分析の目的を達成するために必要最低限の手順を採用することが多い。公定法による水質分析は外部機関に委託している事業者が多いので、事業所レベルで高度な分析技術は必要ないという話もよく聞く。しかし、本稿で述べるような採水や試料保存に関する基本的事項は、不測のトラブルやコンプライアンス違反を予防するために必要な知識だと思われる。米国の手順などと比較しながら日本の採水法や試料保存の基本的事項について報告する。
<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第7回】ハイテク工場跡地の30年にわたる汚染浄化 ――要措置区域及び形質変更時要届出区域の対応
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2018年7月号
 千葉県君津市に、揮発性有機化合物( VOC)による汚染で有名になったハイテク工場がある。この半導体工場では、地下水揚水と土壌ガス吸引などによる浄化を約30 年間にわたり継続している。最近になって工場の操業をすべて終了し、特定施設の使用を廃止するため、法に基づく調査結果を千葉県に提出した。その結果、工場跡地は要措置区域等に指定され、指示された浄化措置等の計画書が土地所有者から千葉県に提出され受理された。
 浄化計画に関する君津市の環境審議会に続き住民説明会が2018 年6 月に実施され、工場建屋など43 棟の解体と、土壌汚染対策法に準拠した汚染対策工事が開始された。これまで公開された情報や過去の経緯・データなどから事実関係をまとめた。後半では住民説明会の状況をレポートする。
<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第6回】粘土鉱物の生成メカニズム――粘土の持つ驚くべき特性
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2018年6月号
 丘陵を掘削した事業所敷地内で、マグマ噴出物であるスコリアが数十年で粘度鉱物に変化しているのを発見したことがある。粘度鉱物はシェールなど頁岩、泥岩やシルト岩さらに砂岩などが風化変質して生成される。一方で、地殻に広く存在する長石などの化学的風化により粘土鉱物が新たに生成される。河川の浸食・運搬・堆積といった作用も含め、粘土鉱物の興味深い特性や生成メカニズムについて解説する。
<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第5回】進化した砂ろ過でも前処理が必要
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2018年5月号
 

 砂ろ過は砂の隙間で汚濁物質をトラップする物理的除去法と認識されるが、実は生物学的および化学的プロセスも利用して汚水を浄化している。米国環境保護庁(EPA)は「砂ろ過では生物学的プロセスが最も重要な役割をしている」と述べている。本稿では砂ろ過の基本的事項を解説し後半で、マイクロフロック法とワイヤースクリーンの技術について簡単に紹介する。

<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第4回】日常の環境用語をアメリカではどのように理解しているか
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2018年4月号

 ニューヨークをベースにテキサスやテネシー、ジョージア州などにおいて現場で学んだアルカリ度、BODなど基本的な環境用語について解説する。国内の環境コンプラや水処理など環境業務において日常的に使用する用語の本質を理解するのに海外知見も役立つ。記事後半では、アルカリ度、BODとCOD、さらにブラウンフィールドや地下タンク等について簡単に解説する。

<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第3回】河川の基礎知識──放流河川に泡発生? 住民クレームの対応実例など
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2018年3月号

 最初に住民クレームの実話を紹介し、雨水調整池の基本的な機能や導入事例について説明する。有機汚濁物質BODと溶存酸素DOは極めて重要な汚濁指標であるため最近の米国大学テキスト等も引用して溶存酸素垂下oxygen sagなど自然浄化の基本メカニズムについてもやさしく解説する。

<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第2回】水の恐ろしさ――実際に目撃した水の破壊力と侵食力
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2018年2月号

 東北の地震によって高さ7. 6 mもの津波が房総半島の裏側にまわって集落を襲った。津波は川を遡上して被害を周囲に拡大させた。現地を踏査したのでその状況を簡単に報告する。次に蛇行した養老川を改修し流路を直線化したところ満水時に流速が大きくなり河岸や河床が浸食された事例を紹介する。コンクリート三面張りの人工水路だけでなく自然の流路を尊重する国際的な動きもある。そこでテムズ川の洪水対策や河川の浸食作用等について、東京大学などで使用した教科書を引用し、わかりやすく解説した。

<シリーズ>【環境担当者のための基礎知識/第1回】河川の基礎知識――事業所の排水システムにも応用できる
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
▼概要文表示2018年1月号

 豪雨の場合に河川は想定を超えて豹変する。膝上程度の水深でも人は立っていられず転倒し流されてしまう。頑丈な自動車も深さが1mもないような場合でも激流に呑まれると、簡単に押し流され犠牲者が出ることもある。その理由として、「流水スピードが高くなると運搬可能な最大荷重は流速の3~4乗に、運搬可能な最大粒径( 直径の大きさ)は流速の6乗にも達する」ことをご存じだろうか。さらに濁流に大量の土石や流木が混ざると破壊力が増す。
 一般的に河川の流速や流量は、流域の降雨量、河床勾配など河川形状や地形、河川を構成する地質や構造物などによって複雑に変化する。工場や事業所敷地内の排水路や放流河川などを注意して観察すると、侵食、運搬、そして堆積という河川3作用がみられる。そこで洪水を含む河川の初歩的な基本知識について解説する。

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