キーワードサーチ 検索結果

キーワードサーチ

バックナンバーの閲覧 / 冊子版の購入

  • ログインはこちら
  • 『環境管理(冊子版)』を購入
  • 協会会員の方は、記事全文をPDFファイルで閲覧ができます。
    ログインしてご利用ください。
  • 各号の概要の閲覧、冊子版の購入はどなたでも
    ご利用いただけます。

キーワード「騒音・振動」が付けられているもの

<総説>低周波騒音の規制基準について
中野有朋 中野環境クリニック所長・工学博士・技術士
▼概要文表示2010年4月号

 台湾においては,周波数が20~20,000Hzの範囲の通常の騒音についての規制基準のほかに,20~200Hzの低周波騒音の規制基準が最近新たに定められ,工場,娯楽・営業場所,建設工事等の低周波騒音の規制が行われている。最近,低周波騒音が問題なのではないか調べてもらいたいという相談を受けることが多いが,よく調べてみると,確かに低周波騒音が問題である事例もあるが,そうではない事例も少なくない。そこで問題が提起された場合に,まずそれが低周波騒音問題であるか否かを,法的に定められた,例えば騒音計によって簡便に判別する方法について検討し,次に台湾の規制基準の考え方を参考に,問題を防ぐにはどのくらいの基準が妥当であるかについて検討する。最後に,最近のいくつかの調査・対策事例と設定基準とを比較検討し,その妥当性について検証を行った。本稿はその結果の報告である。

<特集>アクティブノイズコントロール
西村正治 鳥取大学工学部機械工学科教授
▼概要文表示2008年3月号

 工場騒音,交通騒音,生活騒音などの各種騒音問題は,単に一過性でなく,精神面への問題が蓄積される重要な環境問題のひとつである。これまで機械の音源対策,伝播経路対策が進み,かなりの静粛化が図れるようになってきたが,従来の受動的対策だけではなかなか革新的低騒音化は期待できない。本稿では,逆位相の音を出して元の音をキャンセル消音するアクティブノイズコントロール(ANC)技術を取り上げ,その原理,基本的手法,開発状況などの概要を紹介した。ANCは決して万能ではないが,その限界も明確になり,騒音対策の道具のひとつとして実用され始めている。今後さらに研究開発が進み,広く活用されることを期待する。

出版物の購入・ご案内

ページの先頭へ戻る