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<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計90】MFCAとLCAとの交流とその可能性:エコバランス国際会議2012から
中嶌 道靖 関西大学 商学部 教授國部 克彦 神戸大学大学院経営学研究科 教授
▼概要文表示2013年4月号
 2012年11月、横浜において開催された第10回エコバランス国際会議(2012)で、特別セッションのひとつとして「S6:環境管理会計(EMA)」が開催された。国際規格ISO14051となった環境管理会計手法、マテリアルフローコスト会計(MFCA)とライフサイクルアセスメント(LCA)との連携によるサステナブルマネジメントの実現を目指して、MFCA専門家とLCA専門家それぞれが研究成果を発表し討論が行われた。その結果、お互いの相違点と連携によるお互いの発展可能性を実感することができた。その発表の概略と討論の要点を整理してまとめている。
<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計87】MFCA-CFP統合モデルの実践への適用可能性
國部克彦 神戸大学大学院 経営学研究科 教授/北田皓嗣 法政大学 経営学部 専任講師/渕上智子 東京大学大学院理学系研究科特任研究員/田中大介 大日本印刷株式会社
▼概要文表示2013年1月号
 CFP(カーボンフットプリント)は製品のサプライチェーン全体でのGHGを測定評価する手法で、現在ISO化が進められている。CFPは製品のライフサイクルにわたるGHGを測定するが、企業にGHGを削減するためのメカニズムを備えていない。そこで、CFPにMFCAによるコスト情報を追加したMFCA-CFP統合モデルを開発することが、この限界に対して有効であると考えられる。本論文では、MFCA-CFP統合モデルを、実際に企業のある製品に適用して、実践での活用可能性について検討する。
<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計86】MFCAの次なる国際標準に向けた議論の最新動向―ISO/TC 207バンコク総会の報告
立川 博巳 ISO/TC 207/WG8(MFCA)日本代表エキスパート 国際幹事補佐 プロファーム ジャパン株式会社
▼概要文表示2012年12月号
 環境管理手法のひとつであるマテリアルフローコスト会計(MFCA)は、原材料投入量や製品産生量の把握を通じて、物質・エネルギーの使用状況の透明性を向上させる。MFCAは2011年9月にISO 14051として国際標準化されたが、その後も各国からの要望にもとづき、サプライチェーン規模での実施などを含めた次規格を国際標準として策定する可能性について検討が進められている。本稿では、2012年6月に開催されたタイ バンコク総会での議論の結果及び検討が進められている次規格の概要について報告する。
<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計85】長野県におけるMFCAの取組み
関 利恵子 信州大学経済学部准教授
▼概要文表示2012年11月号
 長野県工業技術総合センター環境・情報技術部門(以下、県工技)では、平成21~23年度まで「環境対応型ものづくり収益向上普及事業」を通じて、県内中小企業9社にMFCA(マテリアルフローコスト会計)の導入支援事業を行なった。支援企業は、環境負荷低減、収益向上にて成果をあげ、その効果は従業員の作業モチベーション向上や人材教育ツールとしても効果があることも明らかになってきた。支援企業は業種、企業規模ともに幅広く設定されているため、本事業は多様なMFCAの導入成果を蓄積した。引き続き平成24年度のMFCA支援は、公益財団法人長野県テクノ財団と県工技が連携をした民間主導のスタイルにて継続され、中小企業へのさらなる普及活動が進められている。
<シリーズ>【環境法改正情報】(2012年8月、9月改正分)
見目 善弘 見目エコ・サポート代表
▼概要文表示2012年11月号
 ダイオキシン類対策法
 小型家電リサイクル法
 廃棄物処理法
 農用地法
 環境基本法
 放射性物質汚染対策特措法
 特定産業廃棄物に起因する支障の除去等に関する特別措置法
 再生エネルギー特措法
 水質汚濁防止法
 毒劇法
 労働安全衛生法
 都市の低炭素の促進に関する法律
<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計84】食品小売業におけるマテリアルフローコスト会計情報の導入研究―生鮮部門の食品廃棄物に関する考察
萬田義人 有限会社オーケー食品取締役
▼概要文表示2012年9月号

 マテリアルフローコスト会計(以下,MFCA)は,環境と経済の両立を目指したマネジメントツールで,製造業の製造プロセスにおける問題点への気づきが期待できる手法である。本稿では,この概念を食品小売業の実務の中で,製造機能を有する生鮮加工のうち精肉部門に導入している。手作業に依存する精肉商品化において,従来から定性的に推認している課題を数値化し,改善方策の策定からコストシミュレーションに発展させている内容は実践的である。また,一つの原料から複数の製品価値を創出する工程への適用は,MFCAの応用といえる。

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計83】マテリアルフローコスト会計情報の利用可能性―日本電気化学株式会社における静電塗装工程の事例
天王寺谷達将 神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程/  北田皓嗣 法政大学経営学部専任講師/  岡田 斎 広島経済大学経済学部教授/國部克彦 神戸大学大学院経営学研究科教授
▼概要文表示2012年8月号

 本稿では、マテリアルフローコスト会計(以下、MFCA)情報の利用可能性について、特に設備投資意思決定プロセスと環境マネジメントシステムにおける活用局面に焦点を当て明らかにする。企業の持続的な発展のために、設備投資が重要であるのにもかかわらず、MFCAと設備投資意思決定の関係については究明すべき多くの課題が残っている。また、MFCAは環境管理会計手法である一方で、環境マネジメントシステムの中でのMFCAの活用局面については十分に明らかにされていない。本稿では、MFCA情報は「わかりやすさ」、「現金効果」という特徴を有するために、その改善見込み効果額は設備投資意思決定のプロセスに組み込める可能性があることと、その改善効果額はキャッシュで表れるので設備投資の原資を確保するために利用できる可能性があることを主張する。さらに、同様の理由から、MFCA情報は環境マネジメントシステムにも組み込めることを主張する。

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計82】MFCAのISO化によるアジアへの展開ーマレーシア・ベトナムを例として
中嶌道靖 関西大学商学部教授、木村麻子 関西大学商学部准教授
▼概要文表示2012年7月号

 MFCA(マテリアルフローコスト会計)の基本的な枠組みが、2011年にISO14051(ガイダンス)として発行された。ISO化の過程でMFCAの基礎概念と日本の企業事例が紹介されたことにより、アジアでのMFCAへの理解と普及も進展している。本稿ではマレーシアとベトナムの調査をもとに、アジアにおけるMFCAの理解・普及の現状と課題について考察している。MFCAは製造業において、資源生産性を向上させ、コスト削減に寄与する有用な考え方として容易に理解される反面、日本同様にMFCAの導入・普及にはMFCAの有用性を容易に理解できる各国での企業事例を蓄積する必要性が明らかとなった。

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計81】マレーシアでのマテリアルフローコスト会計の応用展開
立川博巳 プロファーム ジャパン株式会社代表取締役社長
▼概要文表示2012年6月号

 マテリアルフローコスト会計(Material Flow Cost Accounting: MFCA)は,生産プロセスにおける投入物質のフローに基づき製品(良品)となった投入物質を「正の製品」,廃棄物となった物質を「負の製品」と捉え,正の製品及び負の製品を同等に価値評価する。この価値評価を通じて,負の製品コストを算出することで,生産プロセスにおけるムダの削減を促進する,環境負荷の低減とコストダウンの両立を達成することを目的としたマネジメント・ツールである. 当該手法の国外での普及を図るべく,2010~2012年にかけて,マレーシアにおいてMFCAの実行プロジェクトが実施された。対象企業の業種は,自動車オーディオ部品製造業者,自動車金属パーツ製造業者2社,石油ガスパーツ製造業者,及び電線製造業者の計5事業者である。これらの企業に対して,筆者を含む専門家がマテリアル/コスト計算方法,及び改善ポイントに関して指導並びに関連知識についてアドバイスを実施した。当該プロジェクトの結果,5社で日本円に換算して少なくとも約5,000万円のコスト削減及び大幅な廃棄物削減効果が確認され,海外企業におけるMFCAの効果が確認された。

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計80】省エネのMFCAー用役のエネルギーロスを見える化
下垣 彰 株式会社フューチャーマネジメント アンド イノベーションコンサルティング 日本MFCAフォーラム運営委員運営委員会幹事
▼概要文表示2012年5月号

 水,圧縮空気,蒸気等の用役エネルギーを,マテリアルフローコスト会計(MFCA)でどのように扱うかについて,これまで具体的な方法の提案がなかった。測定の方法,エネルギー量の計算方法,改善の考え方等,実施する上で多くの課題があったためと思われる。今回,その方法の研究結果を報告する。

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計79】MFCAの国際動向―国際シンポジウム「アジアにおけるサプライチェーンのグリーン化のための環境会計とLCA」より
國部克彦 神戸大学大学院経営学研究科教授
▼概要文表示2012年4月号

 2011年12月3日に神戸大学にて、国際シンポジウム「アジアにおけるサプライチェーンのグリーン化のための環境会計とLCA」が開催され、その第一セッションで「MFCAとサプライチェーン」というタイトルのもとで、MFCAの国際的な討議が展開された。本論文では、同セッションのパネリストである日本の中嶌教授、ドイツのシュミット教授、マレーシアのスレイマン教授、韓国の金教授の報告要旨を紹介し、MFCAの国際動向の一端を示すと同時に、今後の発展動向を展望した。

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計78】日本MFCAフォーラムWG3活動状況報告 WG3研究テーマ「ME:もったいないエンジニアリング」--生産革新ツールとしてのMFCA
安城泰雄 MFCA研究所代表日本MFCAフォーラム運営委員/WG3座長
▼概要文表示2012年3月号

 マテリアルフローコスト会計(MFCA)が日本に紹介されて10年が経過した。この間MFCAは多くの企業・製造現場において導入(試行)がなされ,大きな進化を遂げてきた。これらの活動及び成果を通して,MFCAは新たな視点の生産革新ツールであることが明らかになっている。WG3はMFCAを新しい生産革新ツールとして,その視点で特徴を整理し,生産の場にデビューさせることを目標にしている。昨年6月,以後月1回位のペースで研究会を開催し,この1月で計6回となった。その結果WG3は,MFCAを新しいコンセプト「ME:もったいないエンジニアリング」として生産の場に訴えることとした。ここでは,WG3における議論の中からみえてきたものを報告する。

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計77】MFCAとCFP統合モデルの開発
國部克彦 神戸大学大学院経営学研究科 教授,渕上智子 オフィスエコロジーコンセプション,山田明寿 株式会社環境管理会計研究所 上席コンサルタント
▼概要文表示2012年2月号

 マテリアルフローコスト会計(MFCA)とカーボンフットプリント(CFP)は,マテリアルおよびエネルギーのフローを評価する手法として,親近性を持ち,国際標準化も進んでいる。これまで,MFCAとCFPは統合的利用の重要性が主張されてきたが,実際のモデルまでは落とし込まれていなかった。そこで本稿では,CFP計算からMFCA計算を連結する「CFPのMFCA展開」として,MFCAとCFPの統合モデルを開発した。そのモデルによって,MFCAとCFPを統合することによって,マテリアルロス(負の製品)のCO2量とコストが測定されるようになり,マテリアルロスを減らすことによってCFPを改善させる活動を促進可能なことが示された。

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計76】武田鋳造株式会社における熱損失の評価へのMFCA適用事例
大木悦郎 武田鋳造株式会社工場長,仲井俊文 株式会社サンキョウ-エンビックス環境経営支援室エキスパート
▼概要文表示2012年1月号

 武田鋳造株式会社では,自動車部品,農機具部品,一般産業部品などの鋳鉄鋳物製品の製造を行っている。工程の概略としては鋳鉄原材料を溶解したものを,砂型に流し込み,成型加工・仕上げ加工したのち検査・出荷となる。MFCA手法では,マテリアル別にロス物量の総量を計算し,エネルギーはシステムコストとして,正の製品と負の製品の物量で按分することが多かった。このたび,弊社においてMFCAを導入するにあたり,電気炉による大量の熱エネルギー投入量をシステムコストではなく,マテリアルとして捉え,製品の加工に消費された熱エネルギー投入量を正の製品,それ以外の熱エネルギー投入量を負の製品と定義した。この定義を用いてMFCAでの熱損失の評価,改善検討を行った。

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計75】集知技術集団による最強アルミ加工技術の確立と省資源化活動―ブルーディスク・レコーダーの外筐パネルの製造ライン
大関 光 株式会社佐渡島テック取締役副社長 岩槻工場
▼概要文表示2011年12月号

(株)佐渡島テックの主な事業は,家電,自動車等の機構部品の製造である。加工分野はプレス加工,電着塗装,静電塗装,研磨加工,ブラスト加工,及び組み立てを得意としている製造工場である。今回,経済産業省が平成20年度から実施している「サプライチェーン省資源化連携促進事業(以下SC事業)」に当社と切削加工メーカー,表面処理加工メーカー,アルマイト処理加工メーカーを担うサプライチェーン4社で参画した。診断委員の支援を受けながら,マテリアルフロー分析手法を用い,「資源ロスの見える化」に取り組んだ。対象モデルはブルーレイディスク・レコーダー(ハイエンドモデル)のトップ面とフロント面を一体化したアルミ押し出し材で構成されている外筐部品である。サプライチェーンで取り組んだ製造工程の改善と省資源化の成果と課題について報告する。

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計74】完成品の高い既存商品のロスをMFCAで徹底追及
新帯哲哉 株式会社生方製作所バリューセンターアウトソーシング主担当
▼概要文表示2011年11月号

 生方製作所(株)は,エアコンのコンプレッサー内部に取付けられ,温度や電流の異常からモーターを保護する安全スイッチ(インターナルモータープロテクター)の世界トップメーカー。製品シリーズの中にあって販売開始から10年以上経っている最量産機種の製造工程を,サプライチェーン企業とともに,マテリアルフローコスト会計(MFCA)やライフサイクルアセスメント(LCA)の手法を用いた改善活動の対象として選定し,部品製造における資源効率,エネルギー効率,工数削減等の改善項目を定量化,見える化することによって原価低減を図ることができた。「サプライチェーン省資源化連携推進事業(SC事業)」で取り組んだ成果と課題について報告する。

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計73】MFCA によるロスの見える化で廃棄物量1/5 に!―サプライチェーン連携強化によるマテリアルロスの削減
中山恵一 株式会社京写京都工場長
▼概要文表示2011年10月号

 株式会社京写は,家電製品用のプリント配線板の製造を事業としている。平成22年度のサプライチェーン省資源化連携促進事業(SC事業)に参画し,事業パートナーであるチーム企業2社と一体となって省資源化活動に取り組んだ結果,多くの改善策ならびに改善成果を得たとともに,同年度の「グリーンサプライチェーン賞」受賞の栄誉に浴することができた。チーム企業3社の連携・協業により,初めて出会ったマテリアルフローコスト会計(MFCA)手法を専門家の支援を受けながら用い,プリント配線板の生産工程における「資源ロスの見える化」を図り,新たな切り口での課題の抽出と改善を図った。製造工程の改善と省資源化に取り組んだ経緯と成果及び課題について報告させていただく

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計72】マテリアルフローコスト会計(ISO14051)の最新動向―ISO/TC207オスロ総会における活動
古川 芳邦 日東電工株式会社 サステナブル・マネジメント推進部長 ISO/TC207/WG8国際幹事,立川 博巳 プロファームジャパン株式会社代表取締役社長 ISO/TC207/WG8 日本代表エキスパート/国際幹事補佐
▼概要文表示2011年9月号

 ISO/TC207年次総会が,本年6月下旬より7月初旬にかけ,ノルウェーのオスロで開催された。マテリアルフローコスト会計(MFCA)の国際規格(ISO14051)策定に携わる作業グループ(WG)8の日本からの参加者は,議長の國部克彦(神戸大学教授),中嶌道靖( 関西大学教授),古川(筆者),及び立川(筆者)の4名であった。総会はFDISの投票期間中に開催されたため,ワークショップを実施し,各国からの代表エキスパートによるMFCAの事例発表やISO14001におけるISO14051の有効活用方法等活発な議論が実施された。ISO14051は2011年中に国際規格化される予定であり,8月の投票を終え,規格発行に向けた最終作業が実施される予定である。

<特集>サプライチェーン省資源化連携促進事業の成果報告
平田国男 一般社団法人産業環境管理協会製品環境部門製品LCA事業推進センターエコデザイン事業推進室室長
▼概要文表示2011年8月号

(一社)産業環境管理協会では,平成20 年度より経済産業省の委託を受け,ものづくり企業で構成されるサプライチェーン企業チームの連携による省資源化への取り組みを支援する「サプライチェーン省資源化連携促進事業」に取り組んできた。本事業においては,マテリアルフローコスト会計(MFCA)などの専門家を企業チームに派遣し,各企業の生産ラインにおけるロスの見える化および改善ポイントの抽出,企業秘密を隠した形での情報共有,およびサプライチェーン全体でのロスの削減につながる改善策の提案を行う。平成22年度は8 企業チームが参加し,平成20年度からの3年間の累計,58企業チームについて様々な業種および製品分野における多くの事例を収集することができ,これらから得られた知見をモデル化し,ガイダンスにまとめることができた。

<特集>ISO/TC207国際標準化の動向について
三宅麻美 一般社団法人産業環境管理協会一般社団法人産業環境管理協会製品環境情報事業センター製品環境情報国際室
▼概要文表示2011年8月号

 持続可能な発展と,これを実現するためのシステムやツールの開発が強く求められる社会情勢の中,環境マネジメント関連の国際標準化作業への積極的な参加がこれまでにも増して重要視されるようになってきた。当事業は現在も続く継続事業であるため,本稿においては,昨年度の事業成果を踏まえつつも,主に最新情報を提供することとし,本年6月下旬から7月上旬にかけて行われたISO/TC207(環境管理)オスロ総会における諸規格の開発状況に関する情報を中心に,一般社団法人産業環境管理協会が国内審議団体を務める,環境ラベル,環境パフォーマンス評価,ライフサイクルアセスメント,温室効果ガスマネジメント及び関連活動,及びマテリアルフローコスト会計(MFCA)に係る標準化に関し,その動向を紹介する

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