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キーワード「マテリアルフローコスト会計」が付けられているもの

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<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計 36】粘着マット製品におけるMFCA―スミロン三重工場における事例紹介
阿藤崇浩 特定非営利活動法人資源リサイクルシステムセンターMFCA事業推進マネージャー
▼概要文表示2008年9月号

 ㈱スミロン三重工場では工業用粘着マット製品の製造を行っている。同社では早くからISO9001、ISO14001の認証を取得し、環境問題への対応も高い意識を持って取り組んできた。今回、「平成19年度マテリアルフローコスト会計(MFCA)普及・開発調査事業」の導入実証事業に参加し、同社三重工場において製造している「粘着マット製品」においてMFCAを実施することにより、工程ロスのより正確な把握と、それらのロス低減による環境負荷とロスコスト低減のポイントを見つけることができた。また、改善すべき工程の明確化と改善策のシミュレーションを行うことで、今後のより一層の環境負荷低減・ロスコスト低減のための多くのヒントを得ることができた。

<特集>マテリアルフローコスト会計の国際標準化について―ISO14051が始動
國部克彦 神戸大学大学院経営学研究科教授
▼概要文表示2008年8月号

 我が国からの提案であるマテリアルフローコスト会計(Material Flow Cost Accounting:MFCA)の国際標準化はISO/TC(Technical Committee)207で承認されWG(Working Group)8が設立された。WG8は第15回ISO/TC207総会で第1回会合を開催して、Pre-Working Draft(予備的作業文書)の内容を議論し、MFCAの国際標準化(ISO 14051)を目指した活動が開始した。本稿では、WG8の第1回会合の模様を伝えるとともに、主要な論点を解説する。

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計35】木工製品へのMFCA適用と中小企業におけるMFCAのシステム化検討事例
下垣 彰 株式会社日本能率協会コンサルティングMFCAセンターマネージャー
▼概要文表示2008年8月号

 日本の木工製品分野において、マテリアルフローコスト会計(MFCA)が適用されたのは、本事例が初めてと思われる。樹脂や金属などの工業材料は均質な材料であり、重量による物量計算が比較的容易である。それに対し、木が材料の場合、重量による物量計算が難しい。本事例は、この分野におけるMFCA適用において、物量計算を容量単位(m³)で行うことにより、効果的な適用が可能なことを示している。一方、MFCAの継続的活用には、システム化が課題となる。本事例では、生産管理システムにMFCAをどのように組み込むかの検討も、併せて行っている。

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計34】中小企業におけるマテリアルフローコスト会計の活用方法
喜多川和典 財団法人社会経済生産性本部コンサルティング部エコ・マネジメント・センター長
▼概要文表示2008年7月号

 中小企業におけるマテリアルフローコスト会計(MFCA)の実施は、要領さえつかめば、通常の原価計算と比較しても難しいものではない。環境面の改善が直ちにコストダウンにつながるMFCAは、中小企業にとって有益な業務改善ツールである。MFCAはロスを「見える化」するまでのもので、改善は自分たちで行わなければならないが、問題発見の様々なヒントを示し、改善のための最適資料となる。取引先への協力交渉の強い見方にもなり、得られたデータはライフサイクルアセスメント(LCA)とのリンクも図りやすくする。

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計 33】大阪府工業協会におけるMFCA研究会の実施
中嶌道靖 関西大学商学部教授
▼概要文表示2008年6月号

 2007年6月から大阪府工業協会において、マテリアルフローコスト会計(MFCA)研究会が発足した。この研究会は、MFCAという名前を冠しMFCAを専門とした日本初の研究会である。2ヶ月に1回の研究会で、その内容はMFCAに関する企業ケーススタディの講演と各回MFCAと生産管理との関係性についてテーマを設定し、議論するというものである。2008年度の研究会の内容を含めて、MFCA研究会を紹介する。

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計 32】田辺製薬吉城工場㈱におけるマテリアルフローコスト会計の導入
船坂孝浩 田辺製薬吉城工場株式会社総務課長、河野裕司 東和薬品株式会社生産本部生産管理部次長
▼概要文表示2008年5月号

 企業経営において環境対応が重要な経営課題となっている現在、田辺製薬吉城工場㈱では持続的な環境保全と経済活動の両立をめざし環境経営に取り組んでいる。環境経営を実践していくためには、環境保全のコストを正確に把握するとともに、その成果もまた正しく評価する必要がある。そのため、当社ではいち早く環境会計を取り入れ、環境負荷の低減に努めている。その中でも重要なのが、製品の製造過程における資源やエネルギーの損失に着目して物量と金額の両面からロス分析を行う「マテリアルフローコスト会計(MFCA)」である。本稿では、当社におけるMFCAの導入過程を振返るとともに、その成果を明らかにすることにより、MFCAの有用性を考察したい。

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計 31】MFCA手法導入による環境活動の変革
廣岡政昭 キヤノン化成株式会社代表取締役社長
▼概要文表示2008年4月号

 事業拡大に比例して増大している環境負荷の低減、さらに特定部門に偏った環境活動から全員参加型の環境活動に変革、これらの課題に苦慮していた時期に出合ったのがマテリアルフローコスト会計(以下、MFCAと記す)である。2004年から一部の部品加工職場に導入をスタートし順次導入職場の拡大を図ってきた。その結果、予想を上回る環境負荷削減効果と職場主体の環境活動に変革することができた。現在は、加工部門&技術部門&開発部門を巻き込んだ三位一体型のMFCA活動として進化の途上であるが、その取組みの推移について紹介する。

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計30】林業経営における原価計算システム導入とマテリアルフローコスト会計への拡張可能性
梶原 晃 あずさサスティナビリティ株式会社
▼概要文表示2008年3月号

 日本の林業経営では,特定の期間の経営成績や時点の財政状態を適正に把握することを意図する原価計算は行われてはこなかった。そこで,不透明であった林業の経営成績と財政状態を明らかにするためのツールとして,単位あたりの具体的な立木生産原価の計算過程を明らかにしその計算方法を新たに提案すること,および,その延長としてマテリアルフローコスト会計(MFCA)の導入可能性について検討することを本稿の目的としたい。こうした新しい業績評価方法を導入することによって,ライフサイクルを通じた収益費用構造を明らかにすることができれば,林業事業体の経営効率が高まり,より環境負荷の低い林業経営が可能になると考える。

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計29】東北地域におけるマテリアルフローコスト会計の普及活動
今田裕美 株式会社東根新電元総務部部長付マテリアルフローコスト会計・社会コミュニケーション担当
▼概要文表示2008年2月号

 ㈱東根新電元は,2004年度(平成16年度)に廃棄物削減を切り口としたマテリアルフローコスト会計(以下「MFCA」という)を導入した。その後,資源生産性のロスをより改善するための施策を検討し,取り組んできている。また,弊社は,MFCAを導入することにより認識される資源生産性という新たな視点とその有用性を,「企業の社会的責任からの観点」と「東北地域に普及拡大させたいとの想い」から,各種団体などと連携しながらMFCAの普及啓発活動についても実施してきている。東北経済産業局においても2007年(平成19年)には,平成19年度環境経営・ビジネス促進調査事業(東北地域におけるマテリアルフローコスト会計の導入指導の普及と金融支援のあり方に関する調査)を開始しており,MFCAの国際標準化に向けての地域でのプラットホーム(共通基盤)作りが始まっている。本稿は,東北地域におけるMFCA普及の現状とMFCA普及のための施策等を紹介するものである。

<シリーズ>【実践マテリアルフローコスト会計28】ウシオにおける環境生産性向上への取り組み―マテリアルフローコスト会計の導入
藤田利和 ウシオ電機株式会社ランプカンパニー環境マネジメント推進室
▼概要文表示2008年1月号

 ウシオ電機株式会社では2006年9月にマテリアルフローコスト会計(以下,MFCAという)を導入。主要製品であるランプを構成する電極及びバルブの加工工程で試行してきた。その結果,MFCAの手法を用いて隠れたロスを物量・金額両面で顕在化することができ,改善策についても職場レベル,職場を越えた取り組みへと徐々に進展してきている。MFCAによるコスト削減効果をさらに大きな成果につなげるには,点から線へ,線から面へと拡大していく必要があり,対象工程をさらに増やしつつ活動を続けている。導入から試行実施の1年余りを振り返り,その取り組みの推移を紹介する。

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