循環経済(サーキュラーエコノミー)基礎セミナー

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循環経済は、“環境活動”に留まらない、“経済システム”の変革(新しい概念)です!!

説明会概要

  • 本セミナーでは、サーキュラーエコノミーの概念2024年5月に発行された国際規格(IS)の概要事業者における留意事項(事業への影響)を解説します。
  • ISO/TC323(Circular economy)の国内委員会や国際会議で活躍する専門家を講師に招き、また充実した質疑応答で皆様の疑問や悩みを解決します!(事前質問も受け付けております。)

循環経済(サーキュラーエコノミー)とは?

大量生産・大量消費・大量廃棄の一方向の経済システムは限界を迎えつつあり、持続可能な形で資源を利用する「循環経済」への移行を目指すことが世界の潮流となっています。
〔循環経済:あらゆる段階(生産・消費・廃棄等)で資源の効率的・循環的な利用を図りつつ、付加価値の最大化を図る経済〕

循環経済の国際規格(IS)発行、各国でルール整備が進展?

欧州を中心に、ISO 59000シリーズの発行(2024年5月)に加え、規制の導入など、循環経済への経済システムの移行(市場形成)が戦略的に進められています。
日本でも『循環経済ビジョン2020(経済産業省)』が策定され、実現に向けた戦略作り※1も進んでいます。また、経済界からも実現に向けた提言※2がされています。
※1成長志向型の資源自律経済戦略の実現に向けた制度見直しに関する中間とりまとめ(案)(第9回 産業構造審議会資源循環経済小委員会(2024.6.27)資料より)
※2サーキュラー・エコノミーの実現に向けた提言(一社)日本経済団体連合会、2023年)

事業者はどんな対応を進めればよいのか?

循環経済」ではこれまでの環境活動としての3Rから、経済活動としての循環経済への転換が求められており、事業者は循環性の高いビジネスモデルへの転換が重要です。

《参考:経済システムの変革の動き》
成長志向型の資源自律経済戦略の実現に向けた制度見直しに関する中間とりまとめ(案)
(第9回 産業構造審議会 資源循環経済小委員会(2024.6.27)より)
第五次循環型社会形成推進基本計画(2024.8.2閣議決定)(環境省報道発表より)

<説明会のポイント>
 ■循環経済の考え(概念)を正しく理解する
 ■国際規格や関連する国内外の制度・規制の把握
 ■循環経済社会において事業者に求められることをつかむ(事業活動や実務への影響)

プログラム

時間:13:30(開講)~16:40(終了) ※プログラムは都合により変更の可能性がございます。

プログラム
事務局からのご案内  
【講演1】
 サーキュラーエコノミーが生み出す新しい付加価値(仮)nakamura-sensei.png
 ・サーキュラーエコノミー(CE)とは(CEの概念)
 ・リニア経済から循環経済へ
 ・なぜCEが重要か。CE が生み出す新しい付加価値
 ・CEの現状

 講師:中村 崇
〔東北大学名誉教授、ISO/TC323(Circular Economy)国内委員会委員長〕
【講演2】
 ISO/TC323(サーキュラーエコノミー)における規格開発と今後の動向kurumizawa-sensei.png
 ・規格発行の背景(TC323が設置されるに至った経緯) 
 ・国際標準化動向(TC323の構成、活動)
 ・発行及び開発中の規格の概要説明
 ・今後のスケジュール
 
※発行/開発中の国際規格
■ISO 59004 Circular economy - Vocabulary, principles and guidance for implementation(用語定義、原則、実践の手引き)
■ISO 59010 Circular economy - Guidelines on the transition of business models and value networks(ビジネスモデルとバリューネットワークの移行に関する指針)
■ISO 59020 Circular economy - Measuring and assessing circularity framework(サーキュラリティの測定と評価)
■ISO/TR 59032 Circular economy - Review of existing value networks (サーキュラーエコノミー導入・実装に関する既存のビジネスモデルの事例)
■ISO/CD TR 59031 Circular economy - Performance-based approach - Analysis of cases studies
■ISO/DIS 59040 Circular economy - Product circularity data sheet
 講師:胡桃澤 昭夫
〔(一社)産業環境管理協会、ISO/TC323 国内審議団体事務局〕
休憩
【講演3】
 サーキュラーエコノミー時代における事業者実務のポイント(仮)ichikawa-sensei.png
 ・各規格のポイント及び事業者実務における留意事項  
 
・サーキュラーエコノミーに係る国内外のトレンド
  (国内の制度や取組み、海外の関連規制など)
 
・企業のサーキュラーエコノミー戦略
  (バリューネットワークの構築、その他事例紹介等含む)
 
 講師:市川 芳明
〔多摩大学客員教授、ISO/TC323/WG2コンビーナ〕
全体質疑応答(事前質問も承ります。)

開催日時・開催形式

開催日時


2024年1010日() 13:30~16:40
オンライン形式(ライブ配信)

※Webexによるライブ配信
※接続開始時間は13:00~予定

受講料

  一 般 会 員
受講料
(税込10%)
19,800円 14,300円

申込み方法等

「お申込みから受講までの流れ」

  1. 下記「お申込みボタン」(WEB申込)または、下記のFAX申込書をご利用ください。
  2. お支払い方法として銀行振込を選択された場合、もしくはFAX申込書でお申込みされた場合は、請求書をご登録の住所へお送りさせていただきますので、到着後にお支払い手続きをお願いいたします。ペイジー・コンビニ決済を選択された場合は画面の指示に従って支払い手続きを進めてください。
  3. 入金確認後、電子メールにてWebexミーティングURLをお送りいたします。
    ※WebexミーティングURL及び資料の案内は開催の1週間前を予定しております。
  4. 当日WebexミーティングURLにアクセスして講義をご視聴ください。

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《お支払方法》
 ●銀行振込  ●Pay-easy(ペイジー)・コンビニ決済 お支払い方法の詳細

 事前質問の受付について

本セミナーでは、講演者への事前質問も承ります。お申し込み時に備考欄(WEB申込)、もしくはご質問欄(FAX申込)にご質問事項をご記入ください。また、お申込み後に下記問い合わせ先に、電子メールでご質問をお寄せいただいても結構です。

※循環経済(サーキュラーエコノミー)に関係しない質問、極めて特殊、個人的な質問には対応しかねます。あらかじめ提示いただいた質問を優先します(直前の申込の場合は、対応できない場合があります)。類似の質問は一括して対応する場合があります。講義での紹介時に企業名等は表示いたしません(匿名化いたします)。ご質問について、メール等でのお返事は承れません。

 パンフレット/FAX申込書

パンフ表画像.PNGパンフ裏画像.PNG

お問合せ先

一般社団法人産業環境管理協会 人材育成・出版センター
 
電話:03-3528-8151(直通) FAX:03-3528-8164     E-mail:kenshu(at)jemai.or.jp
※当協会は、(一財)日本規格協会とともに、ISO/TC323(国際標準化機構/技術委員会「 サーキュラーエコノミー」)の国内審議団体を務めています。

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