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2016年9月号 特集1:世界標準時間となった水月湖の年縞と気候変動
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2016年9月号
特集1:「世界標準時間」となった水月湖の年縞と気候変動/特集2:日本の適応計画と各自治体の適応策への取り組み
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定価:1,000円(+税) | |
1991年、福井県水月湖の湖底で「年縞」が発見された。木の年輪のように1年ごとに時が刻まれた縞模様の堆積物は7万年ものデータを「保存」しており、地質学的な「世界標準時間」として世界に認められている。
また年縞中に含まれる堆積物を分析することにより、当時の自然環境(気温・水温・植生など)や自然災害(地震・津波・洪水・火山活動など)を正確に確認することが可能となり、これからの気候変動や地球温暖化、自然災害の解明と解決に期待が寄せられている。本特集では年縞のメカニズムとその研究を解説し、「環境考古学」の視点に立つことによって環境問題の「いま」を改めて考察する。
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