2024年度 その道のプロに学ぶ事故防止・労災防止セミナー (後援:中央労働災害防止協会)
講師プロフィール
半田 安(はんだやすし)(第1~5講担当)
元・三井化学㈱技術研修センター所長、1950年、神奈川県生まれ。千葉県にある石油化学工場で保全・設計・建設・技術管理に永年従事。 2006年より千葉県茂原市に同社技術研修センターを立ち上げ、初代所長に就任。訓練用プラントや実習体験型設備などを活用し、高度な安全技術を身に着けた次世代の化学プラント運転員を育成。国内外の約50年間数千件の化学プラントを中心にした事故事例を自らキーワードで整理し、平易に体系的に学べる事故防止の安全教材を整備。「自らの知恵や経験を次世代に残したい」という情熱と、分かりやすい講義や教材には、化学以外の業種の聴講者からも定評がある。保安防災や安全教育のプロフェッショナル。
ホームページ:http://handa.jpn.org/1/index.html
鈴木 孝(すずきたかし)(第6講担当)
一代技術士事務所代表、1979年、栃木県生まれ。2004年化学会社入社、2011年の東日本大震災を経験し、工場移転に伴う4つのプラントの新規立ち上げにかかわる。完全復興までのプロセス(工場建設、対外折衝、技術移管)の過程で静電気事故を経験し、トラブルの解決に取り組む。労働安全衛生、公害防止活動、コスト改善等、工場運営全般のコンサルティングを得意とする。特に化学工場での静電気事故防止の企業研修には定評がある。
セミナー概要【6コース開催】
概 要
事故にはパターンがあります。講師が整理した50年間数千件の実際の事業所事故の事例から、要員と教訓を系統的に学びます。他山の石に学び、企業の存続を脅かしかねない事業所を防ぐヒントが見つかります。
こんな関心をお持ちの方にお薦め!
- 過去に起こった事例と教訓を学びたい。
- なぜ事故が起こるのか、人、モノ、設備がそれぞれ事故にどうつながるのか、知りたい。
- 職場の危険源を洗い出す目を養いたい。
- 故意に体験することができない「事故」の事例を知りたい。
プログラム
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プログラム |
1)事故にパターンがある |
概 要
労働災害のパターンは、墜落・落下、はさまれ・巻き込まれ、有害物質等との接触など、21に分類されています。作業者・安全管理者の注意点、機械・設備、薬品・可燃物の扱い方など、人それぞれを取り巻く労災リスクと防止のポイントを豊富な事例とキーワードで学びます。
こんな関心をお持ちの方にお薦め!
- 労働災害の過去に起こった事例と教訓を学びたい。
- なぜ労働災害が起こるのか、潜在危険が災害にどうつながるのか、知りたい。
- 安全を担当しているが、労働災害を未然に防ぐポイントは何か学びたい。
- 職場の危険源を洗い出す目を養いたい。
- 労働災害について体系的に基本から学びたい。
プログラム
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プログラム |
1)墜落・転落、転倒、激突、飛来・落下等 |
概 要
団塊世代の退職が進む中、製造技術と共に、安全管理、危険管理、緊急対応時(地震、停電等)の技術伝承うが欠かせません。事故や労災を起こさないようために、また起こってから慌てないために、普段から後継世代を育成し、訓練を施すことが必要です。講師の豊富な工場経験から、作業員教育や人材育成のコツを伝授します。
こんな関心をお持ちの方にお薦め!
- 万一の時に慌てず適切に動けるようになりたい。そのためのノウハウを知りたい。
- 効果的な教育訓練を学び、職場で生かしたい。
- 次世代への技術伝承のコツをつかみたい。
プログラム
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プログラム |
1)教育訓練や技術伝承はなぜ必要か |
概 要
事故や災害はなぜ起こるのか知っていても、それで妨げるわけではありません。設備の設計、安全性評価や変更管理など潜在しているリスクの管理が必要です。企業の研究所などでの特殊事例を含め、小さな災害から、設備火災などの大規模災害まで、幅広く事故防止の事例を扱い、防止のコツを学びます。中小事業者や、研究者の方にも参考になる内容です。
こんな関心をお持ちの方にお薦め!
- 事故防止に必要な日常管理のポイントを整理したい。
- 変更管理をどのように行えばよいか知りたい。
- 見えない危険性を把握する感性を養いたい。
- 事故の未然防止のための管理を向上させたい。
プログラム
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プログラム |
1)設計管理 |
概 要
研究開発、製造、工事、物流など、業務の種類に応じて起こる労災事例を取り上げ、防止のポイントを講義します。外注や委託など、協力会社との関係で注意すべき点も網羅します。
こんな関心をお持ちの方にお薦め!
- 研究開発(上流)から、製造まで各種業務別における労災の典型事例の防止策を図りたい。
- 工事、保全、充てん作業、物流、運送など、外注で行っている業務の労災事例を知り、協力会社の自己・良妻を減らしたい。
- 労災を厚労省分類ではなく、現場の業種別に理解したい。
プログラム
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プログラム |
1)研究開発における労災事例とその防止 |
概 要
工場で起こりがちなトラブルを具体的事例を用いて、講義と演習で効果的に4M4E分析となぜなぜ分析の手法を習得します。前半の講義、後半の少人数による演習の2部構成となります。
こんな関心をお持ちの方にお薦め!
- トラブルの根本原因を4M4E分析+なぜなぜ分析を活用して探りたい。
- 事故の原因分析や未然防止のために自社で4M4E分析+なぜなぜ分析の普及拡大を図りたい。
プログラム
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開催日時 |
2024年 12月13日(金)13:00~17:00(受付時間 12:30~) |
プログラム |
講義1 災害の現状と具体的事例の紹介 |
受 講 料
一 般 | 会 員※ | |
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受講料(10%税込) | 27,500円 | 22,000円 |
※ 会員価格は、当協会(一般社団法人産業環境管理協会)の会員の方への優待価格となります。
※ 1コースあたりの受講料です。
※ 都合により日程や内容は一部変更/中止になる場合があります。
化学物質管理・安全セミナーにて【実務者向け 実践1-2】半日で学べる「プラントのリスクアセスメント」も開催しておりますのでぜひとも参加ください。
申込方法
ウェブサイトから申し込む
問合せ先
一般社団法人産業環境管理協会 人材育成・出版センター
電話:03-3528-8151(直通) FAX:03-3528-8164 e-mail:kenshu@jemai.or.jp