2012年8月

水生生物保全環境基準専門委員会 第6回 傍聴記【委員会】(H24.8.14更新)

水生生物の環境保全に係る水質目標値(要監視項目)について、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩(LAS:linear alkyl benzenesulfonic acid)、4-t-オクチルフェノール、アニリン、2,4-ジクロロフェノールの4物質について各物質の有害性評価、予測無影響濃度と国および自治体における測定結果が取りまとめられ報告された。亜鉛、ノニルフェノール (水質環境基準の項目追加等について(第1次答申)済み)に続く物質として審議されている。8月10日開催された委員会に出席したので報告する。

  • 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩(LAS)
  • 4-t-オクチルフェノール
  • アニリン
  • 2,4-ジクロロフェノール
  • 各物質(検討項目)の検出状況

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利根川水系における取水障害に関する今後の措置に係る検討会(第3回)傍聴記 【検討会 (H24.8.10更新)

第3回目の検討会では、当面対応すべき事項として今回の利根川水系の取水障害にいたった原因物質である「ヘキサメチレンテトラミン(HMT)」への水質汚濁防止法、廃棄物処理法等による制度的な対応と今後の事故再発防止のためHMT以外の物質についても今後検討すべき事項として検討がされた。 8月9日開催された検討会に出席したので報告する。

  • HMTが水質汚濁防止法の指定物質へ
  • HMT含有排出水の濃度(目標値)
  • WDSガイドラインの活用
  • HMT以外の物質に関する検討
  • WDSガイドラインの見直しについて
  • 自主的な排水管理の促進(排出基準目安の設定!?)

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NO3-1.今後の化学物質管理に関する検討会ついて【検討会】(H24.8.10更新)

危険有害性情報のBtoCの伝達の進め方について中間取りまとめが行われた

◆背景
・GHS(Globally Harmonized System)の国際的な導入
・GHS対応のJIS規格(JIS Z 7253)の整備〔ラベルと安全データシート((M)SDS))の規格が統一〕
・化管法、労働安全衛生法(労衛法)がJIS Z 7253に対応

◆中間取りまとめ骨子案
・一般消費者向け(BtoC)情報提供のあり方の検討
・産官の役割を踏まえた既存化学物質対策の強化
  【産】 → 自主的な危険有害性情報の収集、その結果のサプライチェーンへの提供
  【官】 → 化審法で得た危険有害性情報の労衛法への活用
・中長期的に検討すべき事項
  -現在、規制法令(化管法や労衛法)ごとに運用されているGHS制度や情報伝達の仕組みの統合

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放射性物質汚染対処特措法による3つの廃棄物処理スキーム(最新法令解説)【施行】(H24.8.10更新)

平成24年1月1日に施行された「放射性物質汚染対処特措法」を読み解く。

◆3つのスキーム(放射性廃棄物の処理ルール)◆
 1.「原子力発電所内の廃棄物の処理」及び「事故により事業所外に飛散したコンクリート破片等の廃棄物」
   → 『原子力事業者』 が処理
 2.特定廃棄物(対策区域内廃棄物及び指定廃棄物)
   → 『国』 が処理
 3.上記1.2.以外の廃棄物
   →『廃棄物処理法の処理基準』、『環境省令で定める基準』に従う

※ 平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された
放射性物質による環境汚染への対処に関する特別措置法

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