2016年12月

【NO.54】POPs廃棄物処理制度化に向けた検討が開始 他1本
 『機関誌:環境管理2016年12月号 シリーズ連載|先読み!環境法』より

 2016年12月号の『環境管理(機関誌)』では、下記の2テーマについて、最新動向を解説している。各テーマの概要について紹介する。

1. POPs廃棄物処理制度化に向けた検討が開始―POPs廃棄物適正処理推進に関する検討委員会の設置

 本年9月30日に第1回のPOPs廃棄物適正処理推進に関する検討委員会が開催された。その目的について、検討委員会に提出された「資料1『POPs廃棄物適正処理推進に関する検討委員会』開催要領」では、次のよう に説明されている。

2.10月18日の第7回土壌制度小委員会で答申案を検討

 平成21年改正土壌汚染対策法施行後5年の見直し検討のための第7回土壌制度小委員会が10月18日に開催され、答申案が検討された。10月20日から11月18日までパブコメが行われて答申が決定される。その後、答申を踏まえて必要な措置が講じられることとなろう。
 本年3月に設置された土壌制度小委員会については、本誌6月号の「先読み!環境法」で紹介し、10月号では、その第6回(9月2日)に提出された「今後の土壌汚染対策の在り方について(答申骨子案)」の内容を紹介した。
 その際は、「第1背景」のみ内容を紹介し、「第2今後の土壌汚染対策の在り方について」は項目のみにとどめたので、今回、答申案が出されたのを機会に、その内容を紹介する。ただ、答申案は膨大なので、その一部を紹介するにとどめる。


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