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2016年10月
【NO.52】第5回廃棄物処理制度専門委員会が9月1日に開催 他1本 『機関誌:環境管理2016年10月号 シリーズ連載|先読み!環境法』より |
2016年10月号の『環境管理(機関誌)』では、下記の2テーマについて、最新動向を解説している。各テーマの概要について紹介する。
1.第5回廃棄物処理制度専門委員会が9月1日に開催
ーー「廃棄物処理制度に関する論点整理について」が議題に
9月1日に中央環境審議会循環型社会部会廃棄物処理専門委員会(第5回)が開催された。
議題は、①廃棄物処理制度に関する論点整理について、②廃棄物の適正処理の更なる推進、③その他、であった。
この専門委員会は、平成22年改正廃棄物処理法の附則で施行後5年(平成28年5月)の見直し検討を行うため循環型社会部会において設置が決定され、5月19日に第1回が開催され(本誌6月号及び8月号の「先読み!環境法」で紹介)、これまで6月15日(第2回)、6月30日(第3回)、8月2日(第4回)を開催し、関係者からのヒアリングと質疑を行ってきた。
そして9月1日の第5回は、それまでの関係者からのヒアリングと質疑応答をまとめて論点を整理し、検討課題を示した資料に基づいて検討が行われ、年内に報告書をまとめることを目指している。
2.今後の土壌汚染対策の在り方について(答申骨子案)が9月2日の第6回土壌制度小委員会に提出
9月2日(金)に第6回土壌農薬部会土壌制度小委員会が開催され、資料として「今後の土壌汚染対策の在り方について(答申骨子案)」が提出された。
この小委員会は、今年3月に平成21年改正土壌汚染対策法の施行から5年後の見直し検討のため設けられ(本誌6月号「先読み!環境法で紹介)、これまで関係者からのヒアリングの後、論点、方向性について検討を行ってきたが、今回、答申骨子案が提出されたことにより、今後は、年内を予定している答申案作成に向けて検討が 行われる。