2021年2月

【産構審/産業技術環境分科会】産業環境対策小委員会(第9回)報告
(2021/02/08)

 産業環境対策小委員会では、産業活動に伴い発生する環境負荷問題の解決に向けた施策の検討を行っている。第9回委員会では、次の4つの事項について、報告、議論を行った。

委員会議事概要
 日時:2021年2月8日(月)16時00分~18時00分 /WEB会議

(委員会概略)

  1. 揮発性有機化合物排出抑制のための自主的取り組みの状況
    令和元年度の自主的取組状況と、VOC排出削減効果の定量的評価等に関する調査結果の報告を行った。
  2. 水銀要排出抑制施設の自主的取組の状況 
    大気汚染防止法の水銀要排出抑制施設の設置者が実施している自主的取組(水銀濃度測定等)について報告を行った。
  3. 公害防止管理者制度の今後の在り方
    令和2年度に実施した公害防止管理の今後の在り方に関する調査結果の報告及び制度維持の提言を行った。
  4. その他の産業環境対策に関する取組状況
    水質環境基準等の最近の動向、土壌汚染対策の最近の動向、PCB廃棄物の適正な処理に久米田進捗状況、公害防止管理者制度の海外展開について報告を行った。

【経済産業省】産業環境対策小委員会(第9回)-検討会資料-


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【NO.104】カーボンプライシングの制度検討について小泉環境大臣・梶山経産大臣の記者会見での発言 他2本
 『機関誌:環境管理2021年1月号 シリーズ連載|先読み!環境法』より

 2021年2月号の『環境管理(機関誌)』では、下記の3テーマについて、最新動向を解説している。各テーマの概要について紹介する。

1.カーボンプライシングの制度検討について小泉環境大臣・梶山経産大臣の記者会見での発言(2020年12月21日)

 小泉環境大臣は2020年12月11日の記者会見で、カーボンプライシングの検討を年明けに再開すると述べた。18日の記者会見で記者の質問に、17日にカーボンプライシングの検討再開について総理に報告したと述べ、そして21日に、総理、梶山経産大臣、小泉環境大臣の3者会談が行われた。【全編内 ヘ続く】

2.第4回地球温暖化対策の推進に関する制度検討会が開催(2020年12月21日)――地球温暖化対策の更なる推進に向けた今後の制度的対応の方向性について

 2020年12月21日に、地球温暖化対策の推進に関する制度検討会(第4回)が開催され、報告書が出されたので紹介する。【全編内 ヘ続く】

3.公害財特法が2021年3月末をもって失効

 昭和46年制定の公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律(公害財特法)の現在の期限は、同法附則第1条第2項において、「平成33年3月31日限り、その効力を失う」とされていた。
 この附則の改正を行わない限り2020年度末で自動的に効力を失うにあたり、今後の公害財特法の在り方について審議するため、2020年9月29日に中央環境審議会総合政策部会に「公害財特法の在り方検討小員会」を設けて検討を行い(第1回(10月12日)、第2回(11月9日))、そして、第3回(11月27日)において意見具申案がまとめられ、総合政策部会に報告され、12月9日、環境大臣に答申された。【全編内 ヘ続く】 


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