環境管理バックナンバー 2012年 2月号

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2012年2月号 特集:エコプロダクツ展特集「Green For All,All For Green〜日本発! エコの力で明日を変える」

<特集>

エコプロダクツ2011記念シンポジウム 基調講演1 被災,応急・復旧,そして復興へ 
野田武則 釜石市市長
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 3.11東日本大震災で大きな被害を受けた釜石市。震災直後の応急対応からその後の復旧を振り返り,今後の復興に向けた新しいまちづくりの取り組み,課題を紹介。復興への市民の意志を代表する釜石市市長による講演。

エコプロダクツ2011記念シンポジウム 基調講演2 被災,応急・復旧,そして復興へ 
畠山重篤 森は海の恋人 牡蠣の森を慕う会代表
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 三陸沿岸は津波の歴史が長いが,海は必ず生き返ってきた。森林と河川の環境が守られていれば海は必ずよみがえり,日本は復興へ向かう。牡蠣養殖業を営むかたわら,豊かな海を取り戻すための漁民による植林運動「森は海の恋人」運動を続ける畠山重篤氏による講演。

パネル討論 これからのエコプロタウン〜エネルギーと共に
野田武則 釜石市 市長,畠山重篤 森は海の恋人 牡蠣の森を慕う会代表,サントゥ・フルッコネン クリーンテック・フィランドエグゼクティブ・ディレクター,中尾 類 パナソニック株式会社環境本部環境企画グループグループマネージャー,ファシリテーター:川北秀人 IHOE 「人と組織と地球のための国際研究所」代表
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 東日本大震災を経験したわれわれは,今後どのようにエネルギー問題や環境問題を考えていけばいいのか。国内外のエネルギー事情や分散型のエネルギーシステムの可能性について討論し,「スマート」な省エネ・まちづくりを考える。被災地復興・地域再生を日本の力につなげる道を探るパネル討論。

第8回エコプロダクツ大賞を終えて
中寺良栄 エコプロダクツ大賞推進協議会 財団法人地球・人間環境フォーラム 理事
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 「第8回エコプロダクツ大賞」の審査結果が発表され,2011年12月15日に「エコプロダクツ2011」の会場内で受賞23件に対する表彰式が行われた。今回のエコプロダクツ大賞では,2011年3月に発生した東日本大震災と原発事故によって引き起こされた電力供給の不安を受けて,賞の種類にエコプロダクツ大賞推進協議会特別賞として「節電大賞」「節電優秀賞」を新設した。応募状況もこのような情勢を反映して,省エネルギー,特に電力消費の削減(節電)をキーワードとした製品・技術,サービスが目立った。一方,選考結果でも最優秀賞である後援各賞大臣賞(大賞)7件のほとんどが省エネへの貢献を評価されたものとなった。

わが社の"エコプロダクツ"
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 多くの応募があったなかから,栄えある「エコプロダクツ大賞」「エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞」「審査委員長特別賞」に選ばれた各社のエコプロダクツ,エコサービスを紹介する。

エコプロダクツ2011開催結果報告
安井基晃 一般社団法人産業環境管理協会エコプロダクツ展チーム
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 2011年12月15日(木)から17日(土)にかけて第13回目となるエコプロダクツ展示会を東京ビッグサイトで開催した。今回のエコプロダクツ2011には,752社・団体の出展と181,487名の来場があった。エコプロダクツ展示会では,毎年開催テーマを設定しているが,今回のテーマは「Green For All, All For Green 日本発!エコの力で明日を変える」とした。本稿ではエコプロダクツ2011の開催結果概要を紹介する。

<シリーズ>

【新・環境法シリーズ5】豪州における気候変動法・政策の動向
中村明寛 タスマニア大学PhD
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 2011年9月13日,炭素価格制度を含む「クリーン・エネルギー関連法案」を国会に提出。それから約3か月後の11月8日,連邦政府は,正式に炭素価格の制度化が正式に可決されたこと発表した。制度の導入開始は,2012年の7月からとなる。炭素価格導入案は,元労働党首相のラッド氏が長年アジェンダのトップリストとして上げていた優先課題である。この度,ラッド氏から政権を引き継いだ同党のギラード首相がこの炭素価制度導入を現実のものとした。国際的にみても,アメリカ,日本,韓国,中国などが将来的に炭素税や排出権取引導入を検討している中,炭素価格導入は先進国の一つである豪州にとって革命的な新しい第一歩を歩み始めることになるであろう。その一方で,同国における気候変動法・政策の歴史的動向をみると,そこには過去から引き継いだ課題がまだ残されている。

【実践マテリアルフローコスト会計77】MFCAとCFP統合モデルの開発
國部克彦 神戸大学大学院経営学研究科 教授,渕上智子 オフィスエコロジーコンセプション,山田明寿 株式会社環境管理会計研究所 上席コンサルタント
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 マテリアルフローコスト会計(MFCA)とカーボンフットプリント(CFP)は,マテリアルおよびエネルギーのフローを評価する手法として,親近性を持ち,国際標準化も進んでいる。これまで,MFCAとCFPは統合的利用の重要性が主張されてきたが,実際のモデルまでは落とし込まれていなかった。そこで本稿では,CFP計算からMFCA計算を連結する「CFPのMFCA展開」として,MFCAとCFPの統合モデルを開発した。そのモデルによって,MFCAとCFPを統合することによって,マテリアルロス(負の製品)のCO2量とコストが測定されるようになり,マテリアルロスを減らすことによってCFPを改善させる活動を促進可能なことが示された。

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