環境管理バックナンバー 2022年 9月号

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2022年9月号 特集:ゼロ・エネルギー建築(ZEB) への挑戦

<特集>

脱炭素社会実現に向けたZEB(ゼロ・エネル ギー・ビル)の取り組み
吉田 三香(大成建設株式会社 クリーンエネルギー・環境事業推進本部 ZEB・スマートコミュニティ部 ZEB推進室)
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 脱炭素社会が世界的な潮流となるなか、日本においても2021年10月の閣議決定にて「2030年度以降に新築される建築物についてZEB基準の水準の省エネ性能を確保」「2050年ストック平均でZEB基準の水準の省エネ性能を確保」とする新たな目標が掲げられ、国内におけるZEB導入の機運が高まっている。当社でも、2014年に国内初の都市型ZEBであるZEB実証棟を手掛けて以来、ZEBの普及拡大に努めてきた。2050年カーボンニュートラル実現のためには、新築建築物のZEB化に加え、既存建築物の改修工事によるZEB化の推進が、目標達成のための重要な取り組みと位置づけられている。本稿では、ZEBの定義・動向と、脱炭素社会実現に向けたZEB の取り組みについて概説する。

<シリーズ>

【弁護士からみた環境問題の深層/第21回】自然関連リスクに関する情報開示が企業の法務に与える影響
内藤 丈嗣(森原憲司法律事務所 弁護士/日本CSR 普及協会 環境法専門委員会委員)
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 昨年発足した自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)は、現在、自然関連リスクに関する情報開示フレームワークを公開し、来年に予定する最終勧告に向けて議論が進められている。
 将来、TCFDと同様に、TNFDに従って自然関連リスクに関する情報を開示することが義務づけられる場合を想定すると、各企業は、法務の観点からも対応が必要になると考えられる。
【産廃コンサルタントの法令判断/第78 回】廃棄物分析表Q&A
佐藤健(イーバリュー株式会社 コンサルティング事業部コンサルタント/マネージャー)
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日々廃棄物管理の実務現場を歩く産廃コンサルタントの違反事例紹介シリーズ(第78回)。

【環境担当者のための基礎知識/第55回】水素イオン濃度指標pH の基本を学ぶ
岡 ひろあき(環境コンサルタント)
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 レモンや酢はすっぱい味がするので酸性だと想像がつく。石鹸はヌルヌルする感じでアルカリ性かなと感じることができる。灰汁やアンモニア水、それにこんにゃくは、酸性の特徴がないのでアルカリ性であると判断できるかも知れない。リトマス試験紙やpH計があれば即座に判断がつく。
 産業界で中和など「pHの調節」は頻繁に実施される重要なプロセスであるが、pHとは何なのか、あまり考える機会はないと思われる。そこで今回は、pHの基本を学んでみたい。活量という理論についても少し触れる。
【新・環境法シリーズ/第127回】ウズベキスタン共和国における国家権力の地方機関の形成に関する歴史
ハキモフ・サイドイスロムベク(ウズベキスタン共和国 最高裁判所 書記官)監修:江原 菜美子(明治大学 情報コミュニケーション学部 兼任講師)
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 ウズベキスタン共和国において、国家権力の地方機関は何世紀にもわたって形成された豊かな歴史を有している。その背景には、中世の封建制度に基づく自治行政や、社会主義思想による統一的な管理階層制が存在し、現在の強大な行政権に基づく国家権力構造へと繋がっている。
 本稿では、同国の国家権力の地方機関の形成に関する歴史的過程を検討し、過去及び現在の法令を分析することで、現在の地方機関がいかに形成されてきたか、その経緯を詳細に紐解いた。そして、近年の政策目標として、さらなる市場経済への移行を目指し、地方機関の権限の拡大と分権化を目指した制度改正を検討していることが明らかになった。こうした動きは、同国の環境政策を理解するうえでの重要な背景事情となるだろう。

【先読み! 環境法/第123回】「発生予防」を目的に明記し、総合防除に強化した改正植物防疫法
小幡 雅男(元・大阪学院大学 教授)
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 「発生予防」を目的に明記し、総合防除に強化した改正植物防疫法について、また、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律―製品設計から廃棄物処理に至るまで多様な主体の制度による資源循環促進に向けた取組について解説する。
 
1「 発生予防」を目的に明記し、総合防除に強化した改正植物防疫法
2 プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律―製品設計から廃棄物処理に至るまで多様な主体の制度による資源循環促進に向けた取組
環境法改正情報(2022年7月改正分)
宇佐美 亮(一般社団法人産業環境管理協会 人材育成・出版センター 技術参与)
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◆高圧ガス保安法
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